３月２０日の鉄道高架化を目前に控え

　竹ノ塚駅付近にある２つの踏切解消を５日後に控えた３月１５日、１７年前の踏切事故が起こった午後４時５０分頃に合わせて、ご遺族代表の方と黙とうと献花を行いました。
　かつては目の前を電車が通りすぎる音で、ご挨拶の声が聞き取れない時期もありましたが、今は急行列車が高架の上を走りすぎ、地上からその姿は見えません。

　踏切解消後も、引上線（竹ノ塚駅始発電車等の待機場所）の高架橋築造や仮設ホームの撤去、赤山街道整備等の工事が続き、すべての事業が終了するのは令和５年度末になります。工事完了に向けて最後まで気は抜けません。
　工事開始直後にお世話になった国や都の関係者もその多くは既にご引退されました。また、毎回国土交通省まで要請活動にご参加下さった地域の方々の中には、鬼籍に入られた方もおられます。

　誰一人欠けても今日はありませんでした。改めて感謝申し上げます。