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公開日:2022年1月31日 更新日:2022年1月31日

オリンピック・パラリンピックレガシープロジェクト

 コロナ禍でなければ、昨年の東京2020オリンピック・パラリンピックは、小学3年生から中学3年生までの会場観戦が予定されていました。そこで、足立区では「足立区オリンピック・パラリンピックレガシープロジェクト」と題して、テレビ等で視聴した際の感動や驚きを表現した作品・作文・絵画・調べ学習等を子どもたちに提出してもらったところ、応募総数は13,587作品になりました!

 作品の一部をご紹介しますと、自分の体と家庭内にある道具を使ってピクトグラムの形を作り写真撮影。ピタリと型にはまった様子に脱帽です。また調べ学習のテーマも多岐にわたり、参加国の国旗や習慣、食べ物等実際に作って食べた例もありました。

 印象に残った調べ学習の一つに「オリンピックから消えたきょうぎ」があります。今回近代五種で「馬への虐待」が問題視され、除外を検討されている競技の例がありますが、過去に姿を消した競技を調べたものです。「鳩射撃」(これが形を変えてクレー射撃に)「水中障害物競走」(楽しそうではありますが)「綱引き」(今も国際的に人気で、復活に向けた動きもあるようです)「距離飛込」(潜水したまま泳ぐ距離を競うため、観客席からは全く様子が見えない競技。テレビ放映が主体の現在では復活はちょっと難しそうです)。

 このように大変楽しく区長賞の選考を行いました。どれもこれも切り口が斬新な作品ばかりで感心させられました。コロナの更なる感染拡大で表彰式の日程は未定ですが、この取り組みを通して子どもたちの心にまさしくレガシーとして、東京2020オリンピック・パラリンピックの記憶が刻まれることを願います。

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