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公開日:2021年12月9日 更新日:2021年12月9日

東京女子医科大学附属足立医療センター竣工

 「救命救急センター」は、どこの病院にもある施設と考えていた私。先日の東京女子医科大学附属足立医療センター竣工にあたっての内覧会の説明で、大きな間違いをしていたことが分かりました。命に係わる重大局面に対応する「三次救急医療機関」にのみ設置されるのが「救命救急センター」。つまり足立・葛飾・荒川の3区の都内東北部医療圏では、唯一同センターのみが有する施設なのです。救急デッキは、一度に5台の救急車の受け入れが可能。デッキ直結の救命救急センターはCT検査と手術が同時に実施可能な「ハイブリットER」。

 足立医療センターのもう一つの大きな特徴は、周産期医療の基幹病院である点。特に出産リスクの高い妊婦さんや新生児のための「新生児集中治療室(NICU)」の設置が心強いです。

 このほかにも、鬼怒川の決壊時に出動したという水陸両用車や、NBC災害(核Nuclear、生物Biological、化学物質Chemicalによる特殊災害)時にも救命処置や緊急手術が可能なNBC対応救急車も所持していること。

 外来の開始は来年1月5日からですが、乗り入れるバス便は4社8系統で平日185便。オープン後の地域の交通事情によっては、他地域からの乗り入れの検討も必要かもしれません。

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