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公開日:2021年11月30日 更新日:2021年11月30日

水害時の避難計画に消防団員が応援を

 水害時の避難に関して、寝たきりや障がいがあっても支援する人がいないなど、特に避難の困難度が高い方から順番に「個別避難計画」の策定が進んでいます。

 避難する場所と移動手段が決まっても、例えば荷物を車に積み込んでくださる方、避難場所で荷物を降ろしてくださる方など、支援の手はいくらあっても足りません。

 そこで今回、区内の3消防署・消防団にご協力をお願いしたところ、気持ちよくお引き受けいただけました。心から感謝申し上げます。

 令和元年の台風19号襲来の際、避難所の人手が足りず、消防署を通じて消防団に応援を求めたところ、早速避難所となる各学校に出向いてくださいました。消防団員には当然河川の増水に備える等の本来業務がありますので、署から出動命令が出れば、現場へ急行することになります。その際、避難所にいた方から「逃げるのか」といった心無い言葉が浴びせられた学校もあったと聞きました。消防団員の仕事を知らない方も大勢おり、仕方がなかったとはいえ、大変申し訳なく思っていました。

 寝たきりなどの要支援者の避難は、風雨が強まる前に実施するため、出動に問題のない範囲で協力できるとのご理解がいただけました。23区の中でも、消防団の応援有りの自治体は他に無いとも聞いており、一層ありがたさが募ります。

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