公開日：2021年11月19日　更新日：2021年11月22日

今年も届きました

　当区の友好自治体の1つである長野県山ノ内町から、今年もリンゴ約400個が寄贈されることになりました。このリンゴは、友好自治体提携30周年を記念して平成24年度に私が山ノ内町を表敬訪問した際、役場の前に植樹した木だけから収穫される特別品なのです。

　植樹の際は、とても細い木だったため「実がなるのは当分先のこと。たとえなっても小ぶりのものだろう」と勝手に思い込んでいましたが、味といい、その大きさといい、申し分ない最高級品のリンゴを、平成27年から毎年寄贈いただくたびに、植樹後の丹精も含め、山ノ内町の皆様のご厚情に感謝の気持ちでいっぱいになります。収穫も山ノ内町の子どもたちが1つひとつ丁寧に行ってくれています。

　大量に収穫できた令和元年度は、「光の祭典」会場の山ノ内町コーナーで入場者にお配りできましたが、昨年と今年はイベントが中止となったため、区内の子ども食堂や児童養護施設等にお分けしています。

　山ノ内町と足立区の友好自治体提携のきっかけは、太平洋戦争中、足立の子どもたちが疎開先としてお世話になったことにさかのぼります。昭和19から20年のことでしたから、疎開された方もおよそ85から90歳くらいの年齢に達しておられるはずです。来年度は提携40年の節目の年。先方からも「また何か企画しましょう」とのお話をいただいていますので、決まりましたらお知らせいたします。

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