ここから本文です。

公開日:2021年10月27日 更新日:2021年10月27日

電子図書導入のその後

 図書館に本年度から導入した電子書籍。9月30日現在、利用登録者数は2,690人。年度内には電子書籍を2,000冊まで増やす予定で、それにあたって、どのような本に人気が集まっているか、調査した結果が届きました。

 貸出回数が5回以上の本(最高は69回!)が34%ある一方、0回の本が13%あることは残念です。導入当初専門家のご意見も伺い、幼児・児童・生徒向けに的を絞ったのですが、その方針は今後も基本的に継承するとしても、新規購入にあたっては調査結果を深堀する必要性を感じます。

 音の出る本など、電子書籍の特色が発揮される本に人気が集まり、頻繁に貸し出される一方、テレビで大人気の時代劇の原作本は貸し出し回数ゼロ。また、部活に役立ちそうな「部活で差がつく!」シリーズや、「部活で大活躍できる!」シリーズも人気薄。どちらも担当にとっては意外な結果となりました。

 そもそも電子書籍化されている本の数自体が少ないのが悩みですが、図書館等へ足を運ばずに済む行政サービスの一つの形として、蔵書増に努めていきます。もちろん「図書館に通うこと自体が楽しみ」(私はこちら派)とおっしゃる方も、多数おられると思います。最寄りの図書館ではこれからも楽しい企画を用意してお待ちしております。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all