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公開日:2021年7月20日 更新日:2021年7月20日

足立区からワクチンを世界の子どもたちに

 プラスチックごみによる環境汚染で、問題視されることの多いペットボトルではありますが、足立区のキャップ回収支援事業の実績が、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」から高く評価され、ワクチン寄付活動の認知度アップを図るPR動画作成の協力依頼がありました。先日、区内小学校で協力事業者がキャップを回収する様子の撮影が行われました。

 昨今ワクチンと言えばコロナですが、この事業はポリオや風疹、はしか等のワクチンを対象としており、主に東南アジアを中心にミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツなどの国々へ送られています。

 通学途中の児童が、キャップの入ったビニール袋をぶら下げて学校に向かう光景を目にすることがあり、ご家庭でもご協力いただいていることを実感します。本庁舎にもキャップが詰まった袋を直接お持ちくださる方も大勢いらっしゃいます。

 平成20年度からスタートしたこの事業、12年間で集まったキャップは1億4909万5683個!ポリオワクチンに換算すると226,555人分です。ご協力くださる事業者さんがあったればこそではありますが、区民の皆さまの変わらぬご尽力に改めて感謝申し上げます。

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