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公開日:2021年6月22日 更新日:2021年6月22日

江戸時代の人気観光スポットが足立に?

名所の里足立

名所の里足立ポスター

 江戸時代、「江都(江戸)第一の勝地(景勝地)なり」とたたえられ、多くの人を魅了した場所が足立区にありました。さてどこでしょう?

 実はこれ綾瀬川沿い、現在の内匠橋から堀切駅周辺のことと聞いて、想像できる方は皆無かと。けれど当時、このあたりは、「合歓の花」や「光藻」などの季節の花が咲き乱れ、「綾瀬幽邃(ゆうすい)」と表記されたほど、奥深く静かな雰囲気が人気の行楽地だったというのです。

 このほか、「江戸中貴せんとなく、おびただしく参詣群衆せる」と言われた花畑の酉の市、徳川家光、吉宗が愛したという千住の風物などを、浮世絵や古記録でご紹介するのが郷土博物館の企画展「名所の里 足立 その歴史と伝説」です。

 現在の足立区は当時、朱引き(江戸)の外側に位置しており、江戸っ子が日帰りできる行楽地という地の利も相まって、絶大な人気を誇っていました。「信じられな~い」という声が聞こえてきそうです(正直私も同じ思いです)。そうした方々に、かつての足立の姿をお知らせする絶好の機会です。開催は6月22日(火曜日)から9月5日(日曜日)まで。夏休みの自由研究や、調べ学習のテーマにも面白そうではありませんか?会場でご質問いただければ、職員が丁寧にお答えします。

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