公開日：2021年6月23日　更新日：2021年6月23日

進む防犯カメラのネットワーク化

　先日ある町会の方から、「〇〇公園に大量の不法投棄があるので撤去して欲しい」との通報が入り、担当者が現場に向かったところ、誰がどのように処理したのかはわかりませんが、不法投棄は発見できませんでした。

　早速、公園の防犯カメラで状況を把握しようとしたところ、カメラが壊れて作動していなかったことが判明するという、大変お粗末な結果となりました。

　こうしたことを避けるため、現在区では、通学路・公園や住区センター等の公共施設入口付近の道路上に設置したカメラのネットワーク化を進めており、今年度をもって、全1050台の作業が終了する予定です。

　従来のカメラは一台一台独立して作動する仕組みのため、年に一度の定期点検を実施してはいるものの、この度のように、いつ何時故障してしまうか、判断できません。ネットワーク化すれば、区役所でカメラの動作状況を常にチェックできるため、故障は一目瞭然。発見次第即座に修理が可能となります。

　区のビューティフル・ウィンドウズ運動は、皆さまの積極的な活動で支えていただくソフト面と、青パトの拡大や、国内でも実施例が限られているカメラのネットワーク化等のハード面、双方からのアプローチで、着実に効果を上げています。

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