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公開日:2021年6月7日 更新日:2021年6月7日

徐々に増やしていきたい、インクルーシブ施設

 最近目にするようになった建築用語、例えば「バリアフリー」は障壁がないよう施設を整備すること。「ユニバーサルデザイン」はあらゆる年齢や能力の人が利用可能なように当初から設計すること。それでは「インクルーシブ」とは一体?

 「すべてを含む」「包括的な」という意味で、障がいのある方もない方も、共に利用できるインクルーシブ施設(遊具)のある公園設置が、区内でも徐々に進みつつあります。

 車椅子を利用している、筋力が弱い等の方も一緒に遊べるインクルーシブ遊具があるのは、例えば新田さくら公園。車椅子で届く高さの「うんてい」や、車椅子で通れるスロープのある「バラ花壇」などが設置されています。

 今後は、東保木間の総合スポーツセンター「スペシャルクライフコート」と一体的に活用できるよう、コート南側の公園のインクルーシブ化を検討中です。

 基本的には駐車場がある一定規模の公園から着手し、仮に公園全体の整備が難しいとしても、例えば2基あるブランコのうち、1基を背もたれがあって寄りかかれるブランコ(これがインクルーシブ遊具の典型例)に改修したり、車椅子でも使えるテーブルセットを配置したりと、できることから進めていきます。

 遠出ができない現在、ちょっとした気分転換に、近所の公園の価値を見直した方もいらっしゃるのでは?花壇や園内の清掃等を地域の皆様に引き受けていただいている公園も少なくありません。足立の公園は大勢の方の思いやりで支えられています。くれぐれもごみの持ち帰りにはご協力ください。

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