公開日：2021年6月4日　更新日：2021年6月4日

中学2年生頑張りました

　令和2年度に実施した、全国の中学校2年生（現3年生）を対象とした英語の4技能（読む・聞く・書く・話す）調査の結果が届きました。足立区立中学校の生徒の平均正答率は、4項目とも全国平均を上回りました。特に「書く」は+13.3ポイント、一番僅差は「聞く」の+0.2ポイントでした。

　現在どんな問題が出ているのか、2つご紹介します。
　「読む」技能では、「マイケルは映画を作った経験がある。しかし彼は声が素晴らしかったので○○になった」と英文があり、「○○」の選択肢として「ダンサー」「選手」「歌手」「作家」の4つが上がっています。前半部分だけ読んで早合点をした生徒は、「歌手」と答えられない事が多いと聞きました。「もっとよく問題文を読んで」と度々注意を受けていた私としては、気持ちは痛いほど分かります。

　「話す」技能では、英語で「あなたはテレビゲームをどのくらいの頻度で行いますか？」という問いが流れ、「質問に答えるとともに、理由を説明しなさい」と英語で続きます。英文のスピードがどれくらいなのかはわかりませんが、「話す技能の回答」とはいっても、問題を聞き取ることができなければ答えられず、回答するためのハードルは低くないと思います。

　今後はタブレット端末なども十分活用し、「聞く力」も含めて、更に力をつけてもらいたいと思います。

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