公開日：2021年5月25日　更新日：2021年5月25日

自治体間の横の連携が始まりました

　東京都総務局人権部のお声掛けで、今年の2月に「同性パートナーシップ制度意見交換会」がオンラインで開催されました。参加したのは「制度導入済み」「導入検討中」の都内15自治体です。

　会の中で、東京都からは「現在のところ都としてはパートナーシップ制度の導入予定はない」との見解が示されました。一方、都が行った他県ヒアリングの結果として「熊本県と福岡県の自治体間相互利用の取り組み」が紹介されました。

「都内で制度を導入している自治体間の相互乗り入れ」については、足立区が制度導入の際に行った当事者団体のヒアリングの中でも要望されていましたが、現状では、自治体ごとに微妙に制度が異なっていることなどから、即乗り入れというわけにはいかないのが現状です。

　ただし「一自治体でできることには限界がある」という意見から、この意見交換会をきっかけとして、渋谷区・世田谷区の両区長名で「（仮称）東京都パートナーシップ制度導入自治体ネットワーク」の結成が呼びかけられ、16自治体の参加のもと、5月19日に第1回のオンライン会議開催の運びとなりました。

　まだ緒に就いたばかりですが、当区も事務局としてしっかり関わっていきたいと考えています。

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