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公開日:2021年2月16日 更新日:2021年2月16日
足立区の男女共同参画推進状況を判断する指標の一つに、審議会の女性委員比率があります。目標値は、令和2年度までに35%、令和4年度までに40%です。令和2年4月1日現在の女性比率は35.1%。ギリギリで目標達成ですが、2年前と比較すると2.6ポイントアップしています。ちなみに「女性比率が上がって、会議が長くなった」という状況は全く見られません。
区には現在64の審議会がありますが、その目的や内容に応じて、関係諸団体から委員をご推薦いただいたり、区民委員を公募したり、選定方法は様々です。
委員を団体の長に限ってしまうと、女性比率は上がりません。団体の代表は圧倒的に男性が多いからです。そこで女性比率を上げるために、副会長や女性部長などにも幅を広げて、団体からの推薦をお願いしています。当初は「面倒なことをいうなら、委員は推薦しない」との声も上がりましたが、徐々にご理解をいただき現在に至っています。
さらに、配慮すべきは女性比率ばかりではありません。年齢や職業などの構成も重要なポイントです。協働・協創を掲げる当区であればこそ、一層開かれた審議会の構成と運営に向けて、力を注いでまいります。
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