これもホストタウンのご縁です

　内閣官房が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウン自治体に向けて、相手国の選手へのおもてなし料理を開発する「世界のおもてなし料理プロジェクト」を企画しています。

　このプロジェクトのメニュー募集が11月にあり、2017年から始まった「オランダ連携プロジェクト」で、来日したオランダのパラアスリートなどに足立区の給食を食べてもらう交流を続けてきた関係から、給食用に開発したオランダ料理メニューで足立区も応募しました。

　すると2月20日（土曜日）から21日（日曜日）にオンラインで開催される「ホストタウンサミット2021」で、メニューを発表する12自治体の一つに足立区が選ばれたのです。当区が発表するのは、「地元の食材を活用した相手国料理部門」の代表的なオランダ料理を学校給食用にアレンジしたメニューで、キベリング（たらのフリッター）・エルテンスープ(グリーンピースのスープ)・コールスローサラダ。そして、後日「郷土料理を加工したおもてなし料理部門」としてホームページで紹介されるのは、区の栄養士が開発した足立区給食史上最高の人気メニュー「えびクリームライス」です。どちらもレシピが公開されるので、ぜひおうちでもお試しください。

　給食という食文化の一端を、諸外国に発信できる絶好の機会ととらえ、実際に調理にあたるおいしい給食担当栄養士はじめ、当日に向けて力が入りまくっています。