公開日：2020年9月25日　更新日：2020年9月25日

あだちスポーツコンシェルジュ開設！

　9月1日より「あだちスポーツコンシェルジュ」がスタートしました。この事業は、8月25日の本欄でも掲載しましたが、障がいをお持ちの方に身近なところで運動ができる場所や教室をお知らせしていくものです。

　既に相談をいただいておりますが、要介護5の方も、「例えばスポーツ吹き矢等、自分にでもできるスポーツがあれば教えて」と非常に意欲的です。また発達障がいをお持ちのお子さんの保護者は、「コミュニケーションは苦手だけれど、スポーツは得意なので自信をつけさせたい」など、幅広い年齢層からのお問い合わせに驚きました。また障がいも、身体・視覚・知的・発達・精神・難病と様々です。

　事業立ち上げのきっかけとなった東京2020オリンピック・パラリンピックのホストタウンの関係にあるオランダは、障がい者のスポーツ環境が整っており、「何ができないか」ではなく「何ができるか」を第一に考えるべき、とのアドバイスもいただいています。

　11月には総合スポーツセンターに主に障がい者向けのスポーツ施設として「スペシャルクライフコート」もオープンします。超高齢社会にあって、誰もが、いつまでも身近なところで身体を動かせる環境は重要な地域資源です。関係者のネットワークも含めて、大事に育てていきたい施策の一つです。

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