ここから本文です。

公開日:2020年8月20日 更新日:2020年8月20日

区内で味わおう銭湯の醍醐味

 銭湯の歴史をたどる「ぬくもりと希望の空間~大銭湯展」が、小金井の「江戸東京たてもの園」で開催(9月27日まで)されているという新聞記事を見つけました。同展の見どころの一つと紹介されていたのが、足立区から移築されて、保存、公開されている「子宝湯」だったため興味をひかれたのです。「寺社建築を思わせる豪華な外観は関東大震災の後に流行した『東京型銭湯』の特徴をよく表している」とあります。

 「子宝湯」さんは昭和63年まで、墨堤通り東側の千住元町で営業されていました。

 私が小学生の頃は、ご近所にも複数の銭湯が営業していて、今日はここ、明日はどこへ?と子ども同士、盛り上がったものです。お風呂上りの1本をコーヒー牛乳にするか、フルーツ牛乳にするかも、当時の私にとっては贅沢な悩みの一つでした。けれども、1店、また1店と廃業が続き、ご近所で現在残っているのは1軒のみとなりました。

 「ちょっと温泉へ」もなかなか難しい昨今、地元の銭湯で猛暑の汗を流すのも一興です。減ったとはいえ、現在当区内には29の銭湯が営業中で、これは都内3番目の店舗数。お好みに合ったお店をチェックしてお出かけ下さい。小金井まで足を伸ばさずとも、区内で充分、ご堪能いただけます。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all