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公開日:2020年8月19日 更新日:2020年8月19日

水害時避難所運営手順書(案)ができました

 昨年の台風19号の教訓を踏まえ、小・中学校などの避難所の立ち上げ、運営の基本ルールを定めた「手順書(案)」を策定し、各避難所に派遣する職員に対して研修を行いました。また、避難所を運営する本部長等、地域の皆様への説明会も実施しています。

 特に避難される区民の皆様には、ルールをご理解いただき、必要な準備を怠りなくお願いしなくてはなりません。この「手順書(案)」は、9月下旬頃までに区ホームページでご覧いただけるよう進めていきます。

 この「手順書(案)」の内容を一部ご案内いたします。
 まず飲食に関してですが、避難所に備蓄してある物品は、避難所生活が長期化した際に活用するために準備しているものです。そのため避難する際は、直近の2食分(例えば夕食と翌朝の朝食)をご持参いただくことが基本です。昨年は避難直後に配ってしまった避難所がほとんどでした。幸いにも避難翌日には帰宅できたからよかったものの、避難生活が長期化した場合は食べ物や飲み物が足りなくなることも想定しなくてはなりません。

 また、お湯は乳幼児のミルク用以外には提供できません。数百人単位で煮炊きができる設備があるわけではありません(給食用の設備は専門的で使用は困難)ので、そのまま召し上がれるものをご持参いただくようお願いします。アルファ化米も水で戻して食すことが基本です。

 3密対策を考えると、避難所への受け入れ可能人数は昨年と比べて大きく減少せざるを得ません。都営住宅や区営住宅の上層階の空き部屋の確保等、区でも努力はしていきますが、減少分のすべては到底カバーできません。真に必要な方が避難所を活用できるよう、再度「ハザードマップ」のご確認をお願いいたします。

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