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公開日:2020年9月11日 更新日:2020年9月11日
「『東大教授がおしえる やばい 日本史』という本が25万部以上売れている。郷土博物館としても情報発信の手法として参考にしたい」と担当者から聞いたため、さっそく買って読んでみました。
歴史上の人物が「すごい」と「やばい」の両面から紹介され、印象的なイラストと相まって、登場する卑弥呼から太宰治まで、サクサクっと読めてしまうところが魅力なのかもしれません。
問題はタイトルにある「やばい」という言葉。「このことばクセモノ!」という新聞コラムによると、「やばい」の源流は意外に古く、江戸時代の「危ないこと」を意味する「やば」にさかのぼれるとのこと。最近では誉め言葉としても使われるようになってきたことは、ご存知の通りです。
私が驚愕したのは、コラムに最近の使用例として紹介されていた「やばくそかっこいい」という表現です(まだ実際に聞いたことはありませんが)。「かっこいい」にかかっていることから、誉め言葉であろうことは容易に想像がつきますが、こんな風に褒められて嬉しい人がいるのかどうか・・・。いよいよ日本語も大変な時代に突入したなと、ただただぼう然とするばかりです。
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