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公開日:2020年9月9日 更新日:2020年9月9日
オレオレ詐欺も含めて、新手の詐欺手口については、消費者センターのチラシで随時お知らせし、用心を呼び掛けています。
最近、私が甘かったと驚いたのは、新聞の一面に載った「『カードにハサミ』詐欺急増」の記事でした。警察を名乗る人間が「あなたのカードが犯罪に使用されたので破棄する」とやってきて、持ち主からカードを受け取ると目の前で次々にハサミを入れ「裁判所に持っていく」と立ち去るという手口が紹介されていました。
これまで期限切れのカードにはハサミを入れて廃棄していましたが、少々切れ目を入れたくらいでは昨今の読取機はものともせず、預金を引き出せてしまうとのこと。
警察に確認したところ、磁気部分(カードの裏の横長の黒い部分)は完全に切り離すくらいでないと読み取り可能で危険。ICチップ(金色の部分)は少しでも切れ目が入ればOKということです。ただATMは金融機関によって読み取り精度に違いがあるので、廃棄する場合には、「復元が不可能な状態まで裁断することをお奨めしたい」とのことでした。
くれぐれもご注意ください。
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