公開日：2020年8月17日　更新日：2020年8月17日

学校現場におけるオンラインシステムの活用に向けて

　現在、区内小中学校8校で、リモート機能アプリ「Zoom」を活用したオンライン学習等の試行を行っており、その実践事例を「Zoom活用ハンドブック」にまとめました。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う休業中は、児童生徒の学力定着に向けてオンラインによる動画授業ばかりでなく、学習内容をプリントして配付するなど、複合的な対策を講じました。

　各校それぞれ努力いただきましたが、それでも「区民の声」には、「取り組みに学校ごとのバラツキがあって不安。先進事例を横展開して」という要望が寄せられたのも事実です。

　足立区では、全ての児童生徒がオンライン授業に対応できるよう、今年度中にタブレットの整備を行うための補正予算を組んで準備を進めていますが、子どもたちも、そして当然のことながら教職員も機器を使いこなせなくては何の意味もありません。

　今回のハンドブックは、Zoomというアプリを使って、「教室と校内の別教室」「学校と家庭」「学校と地域（遠隔地）」というように、色々な場所・場面をオンラインで結び、学習ばかりではなく、集会や交流などで活用が進むような事例も加えました。直接面談が難しい場合にも、単に電話で声を聴くだけではわからない、プラスアルファの情報伝達手段としても機器の活用が進むよう努めていきます。

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