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公開日:2020年7月29日 更新日:2020年7月29日

こんなところにもAIの活用が始まります

 行政サービスの様々な分野でAIの活用が試行されていますが、現在のところ、大幅な人員削減につながるような事例は耳に入ってきません。

 そんな折、AIを活用して犯罪予測の研究を重ねる会社(株式会社シンギュラーパータベーションズ)の協力依頼により、犯罪場所を予測する社会実験を開始することになりました。

 同社の技術は、総務省が管轄する「国立研究開発法人情報通信研究機構」の委託研究として採択されており、警視庁が公開している犯罪発生状況データを日々蓄積し、それを活用して独自に解析を行ない、犯罪の発生日時や場所を予測するといいます。

 具体的には、スマートフォンの専用アプリを区内で運行する青色防犯パトロールカーに用います。予測結果からその日のパトロールコースを選定し、危険性が高いところに手厚い対応が可能となります。実施期間は8月下旬から12月中旬を考えています。

 発生危険度の高い場所に対しては、防犯カメラの設置の有無、明るさ、見通し、清掃など、ビューティフルウィンドウズ運動の視点からも課題を洗い出し、防犯対策の強化も図ります。

 効果検証はなかなか困難だとは思いますが、実験の結果が楽しみです。

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