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公開日:2020年7月9日 更新日:2020年7月10日

要望していた調節池の工事に光が

 九州を襲った豪雨により犠牲となられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

 昨年の台風19号の際、荒川上流にある第一調節池が大量の水を貯めこみ、荒川下流域の洪水被害防止に大いに貢献した、とお知らせしました。

 巨大化する台風対策の1つとして、第二、第三調節池の整備を、荒川沿川の7区で国に要望してきました。その結果、本年4月に「荒川調節池工事事務所」が新たに立ち上がる等、計画実現に向け大きく一歩を踏み出しました。

 完成予定は令和12年度、完成までの総事業費はおよそ1,670億円の大工事ですが、完成の暁には、5,100万立方メートルもの貯水が可能となり、下流域への水位低減効果は最大80センチメートルと試算されています。

 河川工事には予算が付きにくい現状があるようですが、今回、九州や東海地方を襲った豪雨を見ても治水対策は急務。今後も国や都への要望を欠かさず、スケジュール通り進行するよう努めます。

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