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公開日:2020年7月8日 更新日:2020年7月8日

料理があたりまえ男子、足立区で増えてます

 糖尿病対策に絞って健康寿命の延伸をはかっている足立区。特に「野菜を食べよう、野菜から食べよう」を掲げて推進している「あだちベジタベライフ事業」は、区内の協力店も現在815店舗まで増加。野菜を食べやすい環境づくりに大きく貢献していただいています。

 一方、幼いころから朝食も含め、規則正しい食生活を送ることが健康な一生の原点として、食の実践力の育成にも力を注いできました。家庭科などの授業を通じて簡単な料理を自分で作ることができる力を「あだち 食のスタンダード」と位置づけ、小学生向けには「ごはん・みそ汁編」を、中学生向けには「おかず編」のサポートブックを配付しています。

 取り組みの結果として、中学2年生で「自分一人でご飯・みそ汁・目玉焼きを作ることができる」生徒の人数が、平成29年と比較して令和元年は、男子で13.0ポイント、女子で8.7ポイントアップし、それぞれ、75.5%、82.5%となりました。

 たぶんこのようなデータを統計として持っている自治体は、全国でも当区のみではないか(調べてはいませんが)と思いますので比較はできないのですが、特に男子の数字の伸びには注目です。

 「料理は女性の仕事」と思っているような男性は、昨今、少数派だとは思いますが、「食べたいものは自分で作るのがあたりまえ」という意識を持った男子が増えることは、日本の将来にとって明るい材料だと私は思います。

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