足立の魅力が満載あだワンCM

　足立区の魅力を表現した映像を募集する「あだちワンダフルCMグランプリ」。9回目となった今回は過去最高の57作品の応募があり、グランプリ他4部門の受賞作品を決定しました。

　私のお気に入りは準グランプリに輝いた「繋がりのある街」と足立成和信用金庫賞の「きれい」の2作品です。

　前者は、主人公である足立区に暮らす外国人が、母国の両親宛に足立の日常をビデオレターで紹介するという趣。ほとんど英語ナレーション（字幕付）で進行していきますが、字幕なしでも映像で街の魅力が十分伝わってきます。当区を全く知らない人にも「いい街だね」と感じていただける内容です。

　後者の主人公はろう者。商店街で言葉は通じないものの、「きれい」「おいしい」などの手話で、気持ちを伝え合います。途中お店の人が主人公から手話を教わっているのはわかるのですが、その単語が何かは最後まで見ないと分からない。その「タメ」が効果的に作用したと感じました。

　マンネリ化せず、常に新しい切り口で迫ってくださるので、嬉しいですね。