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公開日:2020年4月16日 更新日:2020年4月16日

地下鉄千代田線の坑口ゲートが完成しました

 2月に東京メトロさんのお声掛けで、千代田線北千住駅付近に設置している坑口(こうぐち)ゲートを見せていただきました。

 坑口とは聞きなれない言葉ですが、千代田線が北千住駅から綾瀬駅に向かって地上に出ていく(綾瀬から北千住に向かう部分とも言えますが)開口部分を言うそうです。

 荒川から溢れた水が、地下鉄の地下道を伝わって都心にまで達するという想定映像を見た方も多いのではないでしょうか。それを防ぐために、メトロさんは坑口を塞ぐための浸水遮断ゲートの設置を進めており、千代田線では3月末に完成しました。重さ約3トン、幅約3.6メートルの鉄製の板が上下線それぞれ3枚ずつ設置され、トンネルの口を塞ぎます。残念ながら一般の方が目にすることはできませんが、安全がまた一歩前進したわけです。

 ただ、「穴」はここ1カ所ではありません。例えば北千住駅西口ロータリーには、千代田線の地下改札口に向かう出入り口があります。当然ここも塞がなくてはなりませんが、浸水遮断ゲートの設置場所の確保が難しいと伺いました。とはいえ、最悪の場合は、ペデストリアンデッキの上まで水が来る想定ですから、スピード感をもって対応していただけるよう、くれぐれも宜しくとお願いしてきました。

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