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公開日:2019年9月3日 更新日:2019年9月3日

頼りになる未来の防災リーダーたち

 「中学生消火隊」が区内全中学校で発隊しました。都内初、画期的なことです。

 「中学生消火隊」は、平成21年、東京消防庁のモデル地区として初めて足立区でスタートしました。中学校にD級ポンプを設置し、その操作を学ぶことを通じて、防災に対する意識を高めるという事業です。当初から、継続して活動に取り組んできた結果、この度、区内全37校で発隊にこぎつけました。

 各校の避難所運営訓練や、河川敷で行われる防災訓練の際に、日ごろの成果を披露し、勢いよく放水する姿を見るにつけ、頼もしいと感じてきましたが、学校の規模や部活との兼ね合いで、発隊が困難な学校もありました。

 規模や訓練内容も各校まちまちではありますが、木造密集地域や狭い道路も多い足立区では、子どものころから防災意識を養い、実際に体を動かして訓練を実施する意義は非常に大きいと考えています。

 また、子どもたちへのアンケートでは、「今学んでいる防災力(消火技術・応急救護技術等)を、今後も地域のために活かしていきたい」との回答が97%という結果も力強い限りです。

 夏休みを利用して、「本所防災館」と「そなエリア東京」で体験学習も行い、来年度からは普通救命講習も考えています。もし、メンバーに接する機会がありましたら、励ましと感謝の一声を掛けていただければ幸いです。

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