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公開日:2019年4月22日 更新日:2019年4月22日

がん検診が受けやすくなりました

 がんと診断された患者さんの、10年後の生存率に関する国立がん研究センターの調査結果が発表されました。それによると、大腸がんや胃がんでは初期の1期で90%前後と高いものの、進行した4期では1割前後にとどまっており、早期発見の重要性が改めて明らかになりました。

 足立区では新年度、がん検診の受診率向上に向けて、自己負担を軽減する予算を組みました。乳がん検診は2,200円から、子宮頸がん検診は2,000円からそれぞれ500円となります。どうせなら「ただにすれば」とおっしゃるかもしれませんが、他の自治体の例を見ても、無料が必ずしも高受診率につながってはいません。鍵は受診の「おすすめ」にありそうなのです。

 「自分が検診の対象かどうかわからない」とのお声も聞こえてきます。検診には、ピロリ検診(胃がんハイリスク検診)のように一生に一度きり(40歳から74歳の間)、子宮頸がん・乳がん検診のように2年に一度、大腸がん検診や前立腺がん検診(60歳から64歳)のように毎年受診できるものと、それぞれ異なるため、「わからない」というご意見ももっともです。

 そこで今後は、子宮頸がん・乳がん検診の勧奨の頻度をこれまでの5年に一度とは別に、2年に一度のご通知も加え、より丁寧にお知らせしていきます。

 6月下旬ころには受診券が対象者のお手元に届きます。まずは、受診可能なお近くの指定医療機関に予約を入れてください。受診者増に備えて新規の医療機関にもご参加いただきました。封筒から案内書を取り出しページを開く。そこからすべてが始まります。

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