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公開日:2018年1月9日 更新日:2018年1月9日

伝統工芸品展で見つけた逸品は

【旅する仏壇】

【織田唐木仏壇製作所さんの「旅する仏壇」】

 年末恒例の「足立伝統工芸品展」。昨年末は、JR御徒町駅と秋葉原駅間のガード下にある「2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケーゴーヨンマル アキオカ アルチザン)」での開催となりました。

 コーナーを見て歩いていた時、ふと目に飛び込んできたのが「旅する仏壇」の文字。早速どんな商品なのかお話を伺いました。エンジンのついた仏壇が空を飛ぶわけではもちろんありません。簡単にいえば、「カバンに入れてどこへでも持ち運べるコンパクトな仏壇」です。高さ7~8センチ位、幅3センチ程のコンパクトな位牌(小さくても黒檀製の本格派)、直径3センチ位の鈴(りん)とお線香・蝋燭(ろうそく)立ての3点と専用トレイがセットになっています。最近はインテリアにマッチしたデザイン性の高い仏壇も出回っていますが、これも究極の一品かと。

 「生きている間は働きづめで、観光の一つもさせてあげられなかった。妻が生前行きたいと言っていた場所にこれをもって出かけていますというお客さんや、老人ホームに入る時に持っていきますとの声も届いています」と出展の織田唐木仏壇製作所さん。

 お鈴は、よくブレスレットにあるような小さな水晶玉に糸を通したもので鳴らします。心に染み渡るようないい音色でした。

 次回の開催は梅雨明け頃を予定しています。詳細が決まりましたら、広報紙などでご案内いたします。

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