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公開日:2017年8月28日 更新日:2017年8月28日

アクティブ・ラーニングの新企画

 平成32年度から全面実施となる学習指導要領の改定の際、話題となった「アクティブ・ラーニング」という言葉。受動的な知識を受け取るだけの学習ではなく、能動的に考え、問題を発見・解決していくことを目的とした学習方法で、国を挙げて小中学校での取り組みに注力していくようです。

 教室で椅子に座って先生の言うとおりノートに書きとって、暗記してというこれまでのやり方では、世界に伍(ご)(※)していく人材の育成は困難と判断したのでしょう。けれど、発見した課題を解決に導く筋道を論理的に説明する力をつけるためには、それなりのトレーニングが必要になるのは想像に難くありません。

 自分たちが育った時代とは全く異なる教育方針や方法に正直、戸惑っておられる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで竹の塚地域学習センターでは、アナウンサーや漫才の表現力を応用したアクティブ・ラーニングのワークショップを企画しています。チラシには「知識の詰め込みだけでなく、発信力を磨く」とあります。まだ、手探りの状態ではありますが、学びを深めていくうえでの一つのヒント、きっかけとしては良い機会になると思います。

 地域学習センターを運営する民間の指定管理者が新たな地域課題解決に向けて知恵を絞る。協創の一つのかたちとして大切にしていきたいです。

(※)同等の力を発揮して渡り合うさま

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