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公開日:2016年8月12日 更新日:2016年8月12日

やっぱりベジ・ファーストはすごかった!

 昨年11月に全小学1年生を対象に実施した「子どもの健康・生活実態調査」に関して、追加情報が届きました。

 区では糖尿病予防策の一環として、「あだちベジタベライフ」の名称で、広く区民の皆さまの野菜摂取量を増やす取り組みを行っています。併せて、食事の時にまず野菜から食べる「ベジタブル・ファースト(ベジ・ファースト)」の啓発も進めています。

 調査結果によれば、野菜から食べる子どもの割合は区立保育園が一番高く、私立保育園、私立幼稚園と続きます。次にベジ・ファーストの効果ですが、野菜から食べている子どもは、野菜以外を先に食べている子どもに比べて、肥満傾向にある割合が3割少なく、むし歯が5本以上ある割合も3割少ないことがわかりました。日々の食習慣が自分でも気づかないうちに健康な身体づくりを助けてくれる、一つの証です。お子さんばかりでなく、大人の皆さまにもぜひ取り入れていただきたいと思います。

 もう一つ、ちょっとうれしいニュースを。足立区民1人が一日に摂取する野菜の量が、一昨年に比べて13グラム増えたのです。これは、同じく昨年11月に実施した「食習慣調査」の結果により明らかになったことで、13グラム=ミニトマト1個分だそうです(余談ではありますが、このミニトマト1個分の増による経済波及効果は、単純計算で年間およそ6億円になるというから驚きです)。

 ただし過去の調査結果と同様、20代男性の野菜摂取量は少なく、それを補おうとしてか、野菜ジュースの摂取が多くなっています。以前もお知らせしたように、ジュースでは野菜の代用にはなりません。多量に摂取すれば糖分や塩分の取り過ぎにもなりかねません。できるだけ野菜そのものを食べるよう心がけましょう。もちろんベジ・ファーストを忘れずに。

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