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公開日:2016年7月1日 更新日:2016年7月1日

「かけはし」100号記念は特別カラー版で登場!

 平成2年から年4回発行してきた図書館だより「かけはし」が、節目となる100号を迎えました。その記念号は、特別なカラー刷りの「美しい本」特集です。文章を読むのが苦手という方も思わず図書館に足を運びたくなる、そんな本が紹介されています。

 伊藤若冲(じゃくちゅう)の生誕300年に当たる今年、上野の東京都美術館で開催された「若冲展」は、「入場するのに320分待ち!」と大騒ぎになりました。「やっとの思いで会場に入ったものの、人が多くて作品に近づけず、結局ろくに見ることもできずに帰ってきた」という話も聞きました。この若冲の作品を「もっとゆっくり眺めたい」「今回の展示を見逃した!」という方へ、「かけはし」がおすすめしているのは『伊藤若冲大全』です。画風の好みは分かれるところですが、その美しい色彩を余すところなく、しかも気兼ねなくご堪能(たんのう)いただけます(貸出禁止本なので、館内のみの閲覧ですが)。

 私が興味をひかれたのは「その他のおすすめ本」として紹介された、その名もズバリ『世界の美しい本』です。「その他」としての枠ですので表紙の写真もなく、「『世界で最も美しい本』コンクール(そもそも、そういうコンクールがあったこと自体初耳!)や各国の造本コンクールの入賞作品約200点を紹介」とのコメントが載っているだけですが、ぜひとも一度この目でその「美しさ」を確かめてみたいと思いました。

 まずはとりあえず、図書館で「かけはし」の特別カラー記念号を手に取って、ご自分の気になる一冊を見つけるところから始めてみませんか。

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