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公開日:2018年12月18日 更新日:2023年7月26日

月岡芳年(つきおかよしとし)

天保10(1839)年から明治25(1892)年。吉岡兵部の次男として江戸で生まれ、のち月岡雪斎(つきおかせっさい)の養子となりました。俗称は米次郎といい、玉桜楼(ぎょくおうろう)・一魁斎(いっかいさい)などと号しました。歌川国芳(うたがわくによし)に入門し、武者絵・役者絵などを手がけました。「英名二十八衆句(えいめいにじゅうはっしゅうく)」など血なまぐさい作品を発表し、血みどろ絵師とよばれました。

また、女性の内面を描写した美人画なども手がけました。明治6(1873)年からは大蘇芳年(たいそよしとし)と名乗りました。従来の浮世絵にあきたらず、菊池容斎(きくちようさい)の画風・洋風表現を取り入れた歴史画や絵入自由新聞などの挿絵を手がけました。


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