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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日

都電の廃止

都電は、昭和2(1927)年に行われた千住大橋の鉄橋(現在の下り線用のアーチ橋)への架け替えの後、昭和3(1928)年7月16日に東京市電として千住四丁目まで延長開業しました。

戦前戦後の40年間にわたって親しまれてきた都電ですが、車社会の到来にともなう交通量の増加をうけて、昭和43(1968)年2月24日に千住四丁目から三ノ輪橋間が廃止されました。廃止されることになると地元商店街や各町会では「都電よごくろうさまでした」「都電よさようなら」「都電よ、長い間御苦労様」といった横断幕をかかげて、その労をねぎらい、別れを惜しみました。廃止当日の深夜の最終電車には多くの人びとが集まり、去りゆく都電に向けて多くのカメラマンがレンズを向けていました。


国道四号線と都電


廃止当日の都電と千住四丁目電停

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