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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日
昭和33(1958)年9月25日、26日に襲来した台風22号は記録的な大雨をもたらし、東京の24時間雨量は392.5ミリに達しました。このため関東平野を流れる大河川の下流、特に中小河川に洪水を発生させ、東京およびその周辺では、ほぼ2日間にわたって交通網が寸断されました。
足立区には農業用水が網の目のようにあり、この用水の流末が細く浅いため、梅田・本木の低地帯は用水の氾濫で水浸しとなりました。そこへ荒川支流の芝川が氾濫し、川口市全域が浸水、足立区側の堤も越えて荒川北側の堤防に沿って流れ込んだために、本木・梅田・沼田地区は膝を没する洪水が続き、10月2日によやくおさまりました。
63か所の避難所が設置され、のべ146,000人が避難しました。床上浸水は24,940戸、床下浸水は35,748戸に及びました。
水害時の国道4号線梅島陸橋
積載される支援物資
冠水した花畑バス通り
冠水した四ツ家町
個人の舟に支援物資をわける
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