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公開日:2018年12月18日 更新日:2023年7月26日

歌川国芳(うたがわくによし)

寛政9(1797)年から文久元(1861)年。姓井草氏、通称は孫三郎。文化8(1811)年に15歳で初代歌川豊国(うたがわとよくに)の門人となり、一勇斎(いちゆうさい)、朝桜楼(ちょうおうろう)などと号しました。

後に勝川春亭(かつかわしゅんてい)、三代堤等琳(つつみとうりん)などにも学びました。文政10(1827)年頃に描いた「通俗水滸伝豪傑百八人」によって武者絵作者として人気を得て、武者絵の国芳と称されました。

天保期(1830から44)の「東都名所」など新たな視覚や洋風表現を取入れた風景画でも知られています。また、弘化から嘉永期(1848から54)にかけて三枚続きの武者絵に新機軸を見せました。門下には落合芳幾(おちあいよしいく)・月岡芳年(つきおかよしとし)などがいます。


(竹沢藤次 独楽の化物)


百人一首之内 権中納言定家


真勇競 弁慶


無水月 富士参


列猛伝 源三位頼政

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