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公開日:2018年12月18日 更新日:2023年7月26日
禁令や法令などを板札に墨書し、庶民に周知するように掲示したもので、江戸時代に全盛を迎えました。橋詰や村役人宅の門前などの高札場に掲げられました。江戸初期以来の雑事・キリシタン・毒薬・駄賃・火付の5つの大高札などのほか、多くの高札が出されました。
鷹場制度の変更にともない鷹番を廃止し鳥類保護を村が行うよう命じた高札です。区内の栗原村と島根村に出されたものが残されています。
鷹番廃止の高札
五榜(ごぼう)の掲示は慶応4(1868)年3月15日に太政官が江戸幕府の高札の代わりに立てた5枚の高札1枚で、五輪道徳の遵守を命じたものです。
五榜の掲示
慶応4(1868)年5月16日に出された高札で、新政府軍と彰義隊が衝突した上野戦争直後に治安回復と混乱収束を目的に出されました。
大総督府参謀高札
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