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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日

台風襲来(カスリン台風)

カスリン台風は昭和22(1947)年9月15日から16日にかけて房総半島南部を通過した台風で、戦後最初の大台風として知られています。

このときの集中豪雨で利根川の堤防などが決壊し関東一円に大きな被害を与えました。決壊の原因となった雨量は坪当たり600ミリというもので、一年間の三分の一がわずか30数時間で降りました。

足立区の東半分、葛飾区の全域、江戸川区の船堀以北江戸川堤防よりの一部を除いた全域、78.65平方キロメートルが浸水し、最高深度は約3メートルで、9月21日午前10時前後が頂上でした。足立区の被災世帯数は18,397世帯、被災人員は74,051名、床上浸水家屋は7,059戸、床下浸水家屋は11,338戸に及びました。


カスリン台風で危険水位の千住新橋

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