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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日
鳶はマチや商家のあらゆる仕事をこなすため「仕事師」ともよばれました。
千住では各町(一丁目から五丁目までの各丁も町。および「町」のつく地域)に、町抱えの鳶(町内頭)が存在し、町内の様々な役割を担った。また商家出入りの職人として日常の雑事から冠婚葬祭の仕切り、演出なども任され、マチの生活には欠かせない存在でした。
とびは梯子乗りや木遣り唄などの華やかな文化を継承し、祭りや行事とも深い関わりがあります。特に町場では正月飾りの調達や販売を行い、また毎年9月に行われる千住地区の祭礼では祭場(さいじょう)の準備や人での手配、山車、神輿等の先導など、各町内のとびが全般的な差配を行います。
出初め式 2010年1月5日・勝専寺
足立区全体の鳶の伝統文化は、江戸消防記念会 第十一区の皆さんが伝えています。鳶職人のまとまりとしては、東京都鳶工業会足立支部としてまとまっています。次のホームページもご参照下さい。
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