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公開日:2018年12月18日 更新日:2023年7月26日

商家のくらし


千住四丁目の元地漉紙問屋横山家

 

 

宿場町として賑わった千住には、日光街道沿いに多くの商家が建ち並んでいました。また、江戸時代に門前町が形成された西新井大師総持寺近辺や、大正期にバス路線が通じた本木新道などにも商店が多くできました。

 

中でも、漉返紙(すきかえしがみ)の問屋であった横山家住宅(足立区登録有形民俗文化財)は江戸時代の代表的な商家建築です。商家の店先は街道に面し、土間と帳場(ミセ)が商売の場所となります。土間は荷物の置き場になり、帳場は接客をする場所となります。帳場の奥は家族や従業員の住居、商品や生活用具を保存する蔵の出入口に続いています。敷地は街道に面する間口に対して奥行きが長くなっています。屋敷の裏手が、貸家や町人の住居となっていました。


興野の商店

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