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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日

五月節供の菖蒲

菖蒲湯・軒菖蒲で健康、厄除け!

5月5日に菖蒲湯に入る風習は現在でも広く行われています。菖蒲湯とは、菖蒲の葉茎を入れてわかしたお風呂のころで、菖蒲の香気のただようこの風呂に入ることで、邪気を除け健康で過ごすことができるとされています。

菖蒲というと、白や紫の花を美しく咲かせる菖蒲を思い浮かべますが、これはハナショウブといい、節分の菖蒲とは全く別の種類の植物です。節分の菖蒲も花は咲きますが、5cmほどの円筒状の穂に黄緑色の小さな花をつけた目立たないものです。
菖蒲は5月5日に近くなると、スーパーや生花店などで販売されるため、比較的手に入りやすく、また銭湯でも菖蒲湯を行うため、節供で菖蒲を使う年中行事は、親しみやすいものとなっています。

かつては、軒菖蒲といい、菖蒲と蓬(ヨモギ)を束ねたものを家の軒下に掲げ、魔よけとすることも行われていました。菖蒲湯と同様に、香気の強い菖蒲と蓬で魔を除けると考えられたもので、まだ屋根がカヤ葺きの時代には、カヤの厚みの部分に差し込んでいました。菖蒲湯とは異なり、軒菖蒲の方は家屋の変化などによって見られなくなり、こうした儀礼を知る人も少なくなりました。区内の旧家ではまだ行っている家を見ることもできます。


屋根に上げられた菖蒲

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