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公開日:2023年10月5日 更新日:2023年10月26日

「Rのお店」を取材しました!!

Rのお店とは…

Rのお店「足立区ごみ減量・リサイクル推進店」

リサイクルに限らず、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進しているお店です。

◆Rのお店のホームページはこちら

「Rのお店」を紹介します~Rのお店を訪ねて~

「Rのお店」ではどのような取り組みをされているのでしょうか。

取材を通じて、さまざまな取り組みをされていることが分かりましたので、その取り組みをご紹介いたします!

10月は「3R推進月間」です。Rのお店の取り組みに触れることで、家庭での3R活動や省資源化を考えるきっかけにしていただければと思います。

第4弾:珈琲自家焙煎処 羅志久(令和5年9月21日取材)

隠れ家的なコーヒー店。約30種類のコーヒー豆が並び、その場で焙煎した淹れたてコーヒーを楽しめます。

【店舗名】珈琲自家焙煎処 羅志久(らしく)

【住所】足立区江北七丁目23番4号

【電話】03―5647―9187

【Instagram】https://www.instagram.com/aodango3kyodai/?hl=ja(外部サイトへリンク)

羅志久1

住宅街に溶け込んだこだわりのコーヒー店

こぢんまりした店内に入ると、コーヒーの香りと焙煎の音とともに店主の青柳さんが優しく迎えてくれます。

青柳さんにはお子様が三人。真ん中のお子さんが将来パン屋さんになりたいと言ったことをきっかけに、「パンに合うのはコーヒーだね」と羅志久を始めたとのこと。

お店にはポピュラーなものからちょっと珍しいものまで約30種類の生豆が並び、青柳さんがその場で好みに合わせて焙煎してくれたものを購入できます。お店で「焙煎したて・挽きたて・淹れたて」のコーヒーを楽しむこともでき、コーヒー好きにはたまらないですね♪

羅志久2

袋や容器の持参は大歓迎!

「豆の持ち帰りには、ぜひ容器の持参を!」と笑顔で話す青柳さん。取材中に来店されたお客様も、自宅から持ってきたびんに購入した豆を詰めてもらっていました。

また、「お客様から家にある不要な手提げ袋を提供してもらって、リユース袋OKなお客様への販売時に使用する」という取り組みもされているとのことです。コーヒーを楽しみながら、なるべくごみを減らしたいという青柳さんの優しい思いが込められているなぁと感じました。

今後の目標~コーヒーならここというお店に~

お店を開いた当初に目指していたのは、「地元に根差した知る人ぞ知るお店」。それが今では近所の方から口コミで評判が広がって、都外からお客様がいらっしゃることもあるそうです。今後はもっと多くの方に羅志久を知ってもらって、「コーヒーならここ」というお店になりたいと語っていらっしゃいました。

羅志久3

取材後記

「羅志久」という店名には、「私らしく」という願いが込められているそうです。こだわりのたくさん詰まったお店で、とても落ち着ける空間だなぁと感じました。コーヒーの香りに包まれて青柳さんとの会話を楽しみながら過ごす時間は、ほっとできる癒しのひとときとなりそうです。ご来店の際は、袋やびんを忘れずに!

 

第3弾:葉本畳店(令和5年9月20日取材)

豊富な知識を持つ歴史ある畳屋さんです!お店の歴史は約90~100年。葉本裕紀(ひろき)さんが三代目店主として日々仕事に取り組まれています。

【店舗名】葉本畳店

【住所】足立区扇一丁目37番3号

【電話】03-3890-7417

【ホームページ】https://tatami-hamoto.com/

葉本畳店1

取り扱う業務は多岐にわたります!~畳をはじめ、襖や障子、網戸等まで~

葉本畳店の強みは、店主裕紀さんの豊富な知識量と、多岐にわたる取り扱い業務の広さです!10年ほど前までは、畳専業で運営されていましたが、襖や障子、網戸等の相談も受けることが多かったといいます。そのため、仕事として取り扱うことができるよう、知識や技術の習得に励まれました。

葉本畳店のホームページを見ると分かりますが、裕紀さん自身、さまざまな資格を取得されています。これもひとえに、お客様からの幅広い相談や頼みごとに応えられるよう、またお客様に専門的な知識をもって適切なアドバイスできるよう、お客様ファーストの視点によるものです。

葉本畳店2

 

 

 

 

 

葉本畳店3

畳の趣深い点とメンテナンスについて

畳の良さを尋ねると「香り・におい」「畳の上を歩いた時の音(材質によって音が異なる)「長く使用できる」等、笑顔で語ってくれました。畳を長く使用するためには、適切な湿度管理を行い、かびを生やさせないことといいます。葉本畳店では、畳をあげて、室内の環境にあった畳の管理方法について助言もできるので、定期的に是非呼んでほしいとのことでした。

耐用年数を過ぎた古い畳は、農地でぬかるみ防止のために敷物として活用されるケースもあるそうです。

葉本畳店4

取材後記

畳屋さんとしての知識や技術を高めていくことにとどまらず、お客様の声に耳を傾けて、畳以外の要望についても懸命に応えようとする姿勢に職人魂を感じました。

店舗の拡大も検討されたようですが、「人と一緒に作業をすると、妥協する部分が生じてしまいそうで、自分の性には合っていないかな」と仰っていました。その一面からも、裕紀さんの仕事への責任感の強さや、自分のできる範囲でやり遂げたいという気概を垣間見ることができました。

第2弾:マツエ時計店(令和5年9月13日取材)

時計・眼鏡・宝飾品を取り扱う温かみのあるお店です。販売だけでなく、他店で購入した製品の電池交換や修理にも対応されています。

【店舗名】マツエ時計店

【住所】足立区舎人一丁目10番28号

【定休日】毎週木曜日

【電話】03-3897-6265

【ホームページ】https://www.matsuetokeiten.jp/(外部サイトへリンク)

マツエ時計店1

祝! 今年で開業50周年!

現在、お店は松江福重(とみしげ)さんと京子さんのご夫婦で経営されています。

福重さんの祖父が長野で時計店を営んでいたのが始まりで、1973年に一級技能士であった父が舎人でお店を始めたとのこと。福重さんは三代目にあたり、眼鏡学校と時計学校、眼鏡屋での修行を経て、お店を継がれたそうです。

最近はSNSやインターネットの口コミの影響か、幅広い年代のお客様が来店してくれるようになったとのことでした。電話での相談も数多く受けているようで、お二人の誠実で丁寧な対応が評判を呼んでいるのだと感じました。

マツエ時計店2

(左から京子さん・福重さん)

使ってもらえなければ意味がない~電池交換と修理~

マツエ時計店では、他店で購入したものや修理を断られたものであっても、電池交換や修理の相談を受け付けています。これは、「時計や眼鏡は使ってもらえなければ意味がない」という福重さんの考えによるもの。他店で買ったものを修理することに抵抗を示す店もある中、「それはあり得ない」と断言する姿が印象的でした。

「どんな時計・眼鏡も直せるものは直す」という理念があるから、福重さんは丁寧にお客様に寄り添う。これこそがこのお店の強みなのだと言えますね。

マツエ時計店3

時計を長く使い続けるために

福重さんに時計を長く使い続けるコツを教えていただきました。

・電波ソーラー時計は1か月に1回40分は太陽光に当てること

・携帯電話やテレビのスピーカー等、磁気が強い場所に時計を近づけないこと(5cmは離す)

・防水時計でもお湯は故障や誤差の原因になるので注意すること

ちょっとしたことですが、お気に入りの時計を長く使い続けるために気を付けていきたいですね。

取材後記

取材中、時計の電池交換のお客様が来店されたのですが、福重さんはあっという間に交換を済ませていました。その場で電池交換に対応できるよう、お店には常に多種多様な電池を保管しているとのことでした。福重さんのお客様を大切に思う信念と、時計に対する確かな技術力を感じた瞬間でした。

「壊れたから捨ててしまう」ではなく、「直せるものは直す」を第一に考える福重さんの理念には大いに共感いたしました。もし、調子が悪かったり、使い方がわからない時計があったら、諦める前に一度相談に行ってみてはいかがでしょうか。町の素敵な時計店が親身になって相談に乗ってくれるはずです。

第1弾:日比谷サイクル(令和5年9月4日取材)

地域に根差す町の自転車屋さんです!中古自転車や中古部品等の販売等、リユースにも積極的に取り組まれています。

【店舗名】日比谷サイクル

【住所】足立区梅島三丁目42番13号

【電話】03ー3886ー6815

【Instagram】https://www.instagram.com/hibiyacycle/?hl=ja

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100年以上の歴史を持つ老舗店!

日比谷サイクルの創業は1908年にさかのぼり、その歴史は「貸し自転車・修繕屋」から始まります。現在は、三代目・日比谷次男(つぎお)さんと四代目・浩太(こうた)さんの親子二代で経営されています。

浩太さんは、2018年から経営に携わるようになり、父の次男さんから自転車整備の技術やノウハウを日々学ばれています。また、Instagramでの情報発信も浩太さんが担当され、商品の入荷情報等を投稿していますので、上記の店舗情報から是非チェックしてみてくださいね。

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廃棄するのはもったいない!~中古自転車や中古物品の販売~

足立区では区が撤去した自転車のうち、所有者の引き取りがなかったものを区内の自転車屋に割り振っています。日比谷サイクルではそれを清掃・整備し、リサイクル自転車として販売しています。また、廃棄となった自転車からまだ使えるものを取っておき、中古自転車に活用したり、販売したりと、モノを無駄にしない工夫をしています。

「利益を優先する大手だとあまりやっていないので、ここは個人商店の強みではないか。お客様の使い方や予算に合わせて、新品だけでなく中古品を勧める等、柔軟な対応を心掛けています。」と次男さんは話します。

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使えるものは長く使ってほしい!~自転車を長く乗り続けるコツ~

「空気を入れる、油をさすといった基本的なメンテナンスをする」。これがずばり1台の自転車を長く乗り続けるためのコツとのこと。パンクの原因の約半分が空気入れを怠ったことによるものという事実には驚かされました。また、多少値が張っても耐久性の高い自転車を選んだ方が、結果的には長く乗ることができるようです。

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(※左から次男さん・浩太さん)

取材後記

「自転車を修理を承った際に、預かり修理だとお客様を歩いて帰らせることになるので、なるべくその場で直してあげたい」という言葉が印象的で、お客様ファーストでお仕事をされていらっしゃるのが伝わってきました。次男さんも浩太さんも気さくで話しやすい方たちなので、親身になって相談に乗ってくれるはずです!

取材を通じて感じたことは、「壊れたら捨てる」という選択をすぐに取るのではなく、修理する・中古物品を用いて寿命を延ばす等の選択肢もあるということです。また、合わせて、モノを長く使うには、日々のメンテナンスも大切なんだなぁと感じました。皆さまも日常の中で「モノを大切に使う」ことを意識してみませんか?

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お問い合わせ

環境部ごみ減量推進課資源化推進係

電話番号:03-3880-5027

ファクス:03-3880-5604

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