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公開日:2025年3月28日 更新日:2025年3月28日

 AIシステムを利用した食品ロス削減実証事業の実証結果を報告いたします

 このたび足立区では、令和6年度東京都区市町村との連携による環境政策加速化事業補助金を活用し、「食品ロス・リサイクル対策推進事業」を実施いたしました。

1 事業概要

(1)事業名:AIシステムを利用した食品ロス削減実証事業

(2)目的:食品ロスを削減するため、区内食品小売店等に来客者数及び提供出数予測を行うAIシステムを導入し、

  食品ロス削減効果を実証

  (効果測定期間:令和5年10月10日から令和7年3月15日まで)

事業のイメージ

 

1日の流れ

2 削減効果

  もともと食品ロス削減を意識して運営していたため、削減幅が小さかったものの、事業開始当初と比較し4.4%減

 少した。

3 実証事業を通じて得られた成果

(1)予測精度に作用する2つの要素が判明

  ア 1日の来客者数

  イ AIシステムへのデータ登録状況

(2)AIシステムを用いた食品ロス排出量削減の導入に適している店舗

  ア 一定量の作り置きや仕込みが必要な小売業態(ベーカリー、パティスリー、惣菜屋、弁当屋など)

  イ すでに食品ロスに悩んでいる店舗

  ウ POSレジやAIシステムの導入に抵抗がない店舗

  エ 日々の売上や在庫をすでにある程度記録・分析している店舗

   ※ 既存のデータがない場合でも、6ヵ月程度レジ登録を漏れなく行うことで予測が安定する傾向にあることが

     判明した。

  オ 一定以上の来客者数や売上を維持しており、日ごとの変動がそれなりにある店舗

   ※ 本実証事業では、来客者数が安定して90人以上であることが望ましいと判明した。

  カ 店舗オペレーションの変更やスタッフへの研修を柔軟に行える体制がある店舗

 

 詳しくはこちら→ AIシステムを利用した食品ロス削減実証事業 事業報告書(PDF:2,519KB)

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