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公開日:2020年7月31日 更新日:2024年8月2日
平成26年3月に公布された道路法施行規則改正(平成26年7月施行)により、国が定める統一的な基準に則した5年毎の橋梁点検が義務付けられました。
橋梁は、風化や、車両などの重量物が通行するたびにかかる負荷などから、年月とともに老朽化していきます。老朽化を放置すると、目に見えないひびわれや損傷が大きくなり、最悪の場合は崩落・落橋に至る可能性もあるため大変危険です。
また、川の多い足立区において、橋梁は災害時の避難や救急救命活動、また、復興活動を行うために欠かせない構造物です。このため、5年に一度定期点検を行うことで、橋梁の最新の状態を把握するとともに、安全で円滑な交通の確保、および、沿道や第三者への被害防止に努めています。
足立区では点検の義務化以降、平成29年度から令和元年度の3年にかけて1回、令和4年度から令和5年度にかけて1回、点検を実施しています。
橋梁定期点検要領(国土交通省道路局国道・技術課)に基づき、基本的にすべての橋梁に対して近接目視での点検を行います。
近接目視とは、手が届く距離まで近付き、目視あるいは点検用のハンマーで叩くなどして、ひびわれや損傷を確認することです。
この方法で点検を行うには、点検箇所に安全に近付く必要があります。地上からの点検が難しい場合、はしごや脚立を使用します。高い位置にある橋梁に対しては、コの字型のクレーンのついた橋梁点検車等で接近します。
また、目視できる距離まで近付くことが困難な部分に対しては、ポールカメラ(高所点検カメラ)を用いて点検を実施します。
一般の方が通る橋梁では、道路規制を行ったうえで点検を行います。特に交通量の多い橋梁では、夜間に点検を行うこともあります。
橋梁定期点検要領(国土交通省道路局国道・技術課/平成31年3月)より
※点検する橋の種類に応じて、道路橋定期点検要領(平成31年2月)や歩道橋定期点検要領(平成31年3月)も使用しています。
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