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公開日:2024年3月1日 更新日:2024年3月1日
足立区の管理する道路のうち、「緊急輸送道路」「都市計画道路」「バス路線」「道路陥没の発生頻度が高い地区の生活道路」について、令和元年度から令和3年度にかけて、空洞化調査を実施しました。
発見した空洞のうち、危険性の高いものは緊急対応を行い、その他の空洞については、ライフライン企業者(上下水道・ガス・電気事業者など)と協力し対処が完了しています。
令和元年から令和3年度の調査結果は以下のとおりです。
発見した空洞の中で、規模が大きく陥没の危険性が高いものは、足立区で緊急対応(舗装を壊し、空洞を埋める作業)を行いました。
令和3年度の調査では、
〇深さ:約16センチメートルから約45センチメートル
歩行したり、車で通る道路の表面からの深さ
〇厚さ:約6センチメートルから約49センチメートル
空洞としての空間の広がりの高さ
の空洞が確認されました。
〇実際の空洞の例を掲載します。(右写真)
アスファルト舗装10センチメートルの下に、
厚さ25センチメートルの空洞がありました。
調査は下図のように実施しました。
一次調査は、レーダー搭載の探査車で調査を実施し、
二次調査は、道路に小さな孔を開けてスコープによる調査を実施しました。
〇最終的に、足立区・ライフライン企業者で、空洞の確認と埋め戻す作業をしています。
道路の下に空洞ができる原因はさまざまなものがありますが、以下の2つが多い傾向があります。
1.地中埋設管に破損があり、土砂を管内に引込み、空洞が発生
2.地盤の圧密沈下(注1)により、空洞が発生
※注1…軟弱な地盤が上からの荷重を受けると、土と土の間の水が少しづつ排水されていき、地盤が沈下すること
令和6年度から令和9年度にかけて、再調査を実施します。
実施する路線は、前回実施した路線を含め、以下の路線を予定しています。
1.災害時や緊急時にとくに重要な道路となる「緊急輸送道路」や「都市計画道路」
2.道路陥没が発生した際に、公共交通への影響が大きい「バス路線」
3.区民の皆さまの生活に直結する「道路陥没の発生頻度が高い地区の生活道路」
足立区では、区が管理する道路において、日々パトロールを実施しています。
しかし、道路を安全に保つためには、皆さまから寄せられる情報が大変貴重になります。
道路の舗装のはがれ・損傷・段差などを見かけましたら、以下の問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。
【問い合わせ先】
<国道4号線より東部地区および千住地区の区道>
足立区東部道路公園維持課 東部工務係 電話:03-3880-5008 FAX:03-3880-5620
<国道4号線より西部地区および宮城・小台・新田地区の区道>
足立区西部道路公園維持課 西部工務係 電話:03-3880-5918 FAX:03-3880-5620
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