ホーム > 区政情報 > 広報・報道 > シティプロモーション > ワケあり区、足立区。 > 足立区が住みやすいワケ > 小学6年生の97%が「給食がおいしい」
ここから本文です。
公開日:2024年6月6日 更新日:2024年6月6日
※1 2023年(令和5年)度足立区おいしい給食アンケートより
足立区の子どもたちに学校の自慢をたずねると「給食がおいしい」という答えが多く返ってきます。足立区がここに至るまでには積み重ねてきた歴史があります。
「給食が大好き」と元気いっぱいの足立区立花保小学校の子どもたち
足立区は「日本一おいしい給食」を目指しています。
足立区のおいしい給食の取り組みは2007年(平成19年)から始まりました。
きっかけは給食の残菜(食べ残し)です。当時、東京都の生ごみの多くを占めるのが、給食の残菜と言われていました。生ごみを減らし、二酸化炭素を削減するためにも残菜を減らす必要があったのです。
加えて、以前の足立区の給食は、学校ごとに味にバラつきがあり、「足立区内で転校した子どもが給食を食べなくなった」というご意見をいただくことも。こうしたご意見もあり、「どの学校でもおいしく栄養のある給食」の提供を目標にしました。
足立区では全校に栄養士を配置し、全区立小・中学校全校で自校調理方式を採用しています。化学調味料を使わず、鶏ガラやかつお節、昆布などから「だし」をとり、薄味を基本として全て食材から調理しています。これには、子どものうちから味覚を鍛えて、「絶対音感」ならぬ「絶対味覚」を身につけ、健康に育ってほしいという思いがあります。
各学校の栄養士や調理師の努力によって、今では小学6年生の97%、中学2年生の95%が「給食がおいしい」と答えています(令和5年度調査より)。その成果もあり、2008年(平成20年)度には381tあった残菜を、2022年(令和4年)度には115tと、約7割も減らすことができました。
えびクリームライスとオニオンドレッシングサラダ、ぶどうゼリー
そんな足立区のおいしい給食は様々なメディアで取り上げられ、レシピ本「東京・足立区の給食室」※2は発行部数7万部以上の大ヒット、全国的にも注目を浴びました。足立区の施策に賛同した企業とのコラボも進んでいます。ここでは2つご紹介します。
※2 2011年(平成23年)アース・スター エンターテイメント発行 現在は販売終了
レシピ本「東京・足立区の給食室」※3
※3 帯のデータは2010年(平成22年)度調査のもの
2022年(令和4年)足立区の「住んでいるだけで自ずと健康になれるまち」の取り組みに共感したセブン-イレブンとのコラボで、足立区制90周年を記念し、足立区のおいしい給食のオリジナルかつ不動の人気メニュー「えびクリームライス」と、ちょい増し野菜にピッタリな「こまツナサラダ」の2品が足立区を中心に170店舗以上のセブン-イレブンで販売されました。
このコラボは足立区内外で好評を博し、翌年にはさらに新たなメニュー「カレーシチューごはん」も追加され、再販売されました。
2024年(令和6年)4月に、人気ドラマシリーズの映画第3弾「おいしい給食~Road to イカメシ~」と足立区のおいしい給食がタイアップしました。足立区の千寿青葉中学校の生徒たちと一緒に給食を召し上がった主演の市原隼人さんから、「足立区の給食はおいしい。ぼくも足立区に住みたかった」と嬉しいコメントもいただきました。
千住青葉中学校の生徒と給食を食べる市原隼人さん
また、映画ポスターを足立区版にアレンジした特別バージョンを製作していただき、こちらのコラボポスターは区内の小・中学校や駅等に掲示しました。
左:オリジナルポスター/右:足立区の先生や栄養士、生徒たちが登場する足立区版ポスター
関連リンク
お問い合わせ