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公開日:2021年3月15日 更新日:2021年3月15日

【銭湯と農家と足立区民をつなぐ!  ~あだちから新聞~

KAZENO HITO 老沼裕也さん

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カボス湯の日、若松湯(足立区中央本町)で

足立区の古民家で地方の野菜を販売

日本の食を支える農業、そして農業を支える地方の人々に魅了され、約一年、日本全国の農家を訪ねて旅したという老沼裕也さん。3年前、縁あって足立区で奥さまとふたりで足立区の五反野駅近くに古民家を借りた。ここをベースに、KAZENO HITOの活動を始めた。

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KAZENO HITOでは、「都市で求められるもの」と「産地でつくられるもの」を結び、新たな販路をつくり出したり、ときには新たな作物の栽培をコーディネートすることもある。地方の美味しい野菜を販売する古民家「野菜日和」、東京都浴場組合足立支部とのコラボで、銭湯で季節の香りを楽しんでもらう「香り湯プロジェクト」は、そんなKAZENO HITOの人気企画だ。そんなイベントを通して、人の交流が生まれたり、まちが元気になることも狙いとしている。

古民家「野菜日和」は、地域交流・農村交流を目的に旬の野菜販売や農家との交流会などを開催するコミュニティの場。無農薬有機野菜を中心に地方の農家から仕入れて販売も行う。「香り湯プロジェクト」では、老沼さんが出会ってきた地方の農家と足立区の銭湯を結び、フレッシュなフルーツなどを湯に浮かべる季節湯を企画してきた。

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足立区の銭湯では、以前から季節湯を企画してきたがラベンダー湯など乾燥植物を使うことが多かった。老沼さんと出会ってからは老沼さんが築いてきた地方農家とのつながりを活用し、「フレッシュな果実を使う機会も増えました」(東京都浴場組合足立支部長 若松湯 山田知孝さん)。特に、SDGsの観点、地方農家応援の観点から、災害被害果や、品質は良いのに形の不具合などではねだされる規格外品などを、季節湯に使用。これまでにも、台風19号で被害にあった長野県山ノ内のりんごを使った「りんご湯」、愛媛県伊予市のはねだしの甘夏を使った「甘夏湯」などを実施してきた。

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コロナ禍のかぼす農家を応援!

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2020年秋も、コロナ禍で販売イベント等が中止になった大分県臼杵市のかぼす農家(香り湯プロジェクトの連携地域)を支援しようと、9月27日(日)、足立区の銭湯29軒でカボズ湯を実施した。今回使われた臼杵市のかぼすは有機栽培で育てられ、老沼さんが旅の中で出会い、その香りと農家の人柄に魅了された逸品。

足立区では今回、各銭湯先着数十名にはお土産として配布したほか、かぼすを半分にカットして湯に浮かべた銭湯も多く、お客様からは「香りがとても良かった」「肌がつるつるになった気がする」などと好評だったという。

香り湯プロジェクトは今後、連携地域を増やし継続した取り組みにする予定だ。

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都市と地方農家を結ぶ

ほかにも、香り湯プロジェクトの連携地域である秋田県鹿角市のりんご農家のジュースが、コロナ禍でホテル向け出荷がなくなり在庫を抱えた際、足立区浴場組合の数軒で販売を支援した。また、足立区都市農業公園で収穫した野菜が、緊急事態宣言中(2020年)に休園したため余ってしまったところ、最寄りの足立区浴場組合(江北湯)が販売場所を提供し、銭湯利用者に都市農の野菜を提供することができたということもあった。

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古民家「野菜日和」でも、コロナ禍、こども支援の食材提供や、販売数を減らした農家の販売支援(栽培キットの商品企画)や、野菜セットの配達、予約受け取りなどで協力している。

また、コロナ前から農家と協働で取り組むプロジェクトとして、地方の遊休地を活用し、糖尿病対策に有効といわれている赤菊芋を栽培するというものがある。足立区の健康促進を目的とした二年目のプロジェクトだ。加工品を4月から販売予定。

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老沼さんは、これからも都市と地方農家を結び、日本の食を支える生産者を応援するとともに、地域の活性化にも取り組みたいと話す。

「地方の生産者を応援するこの香り湯プロジェクトが実現できているのは、人情のまち足立区だからこそ。足立区の皆さんに、日本の旬の香りを楽しんでいただくことが、足立区の銭湯の発展にもつながればうれしい」。

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梅の湯(足立区千住旭町)でご主人と

 

DATA:KAZENO HITO(足立区弘道1-14-10)

https://kazenohito.com/

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