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公開日:2021年1月19日 更新日:2022年12月22日
Code for Adachi 代表 村上武士さん
ITのスキルを持つ仲間が集うCode for Adachi。2年前、IT系の企業で働く村上武士さんが、同じ業種の地元の仲間と共に立ち上げた。
実は、Code for Japanをはじめ、Code for○○といった活動は世界中にある。村上さんによると、所属というより仲間という感覚で、誰もが使えるオープンデータを取り入れるなど、各々のスキルや得意分野を生かして情報を共有しながらゆるやかにつながり、それぞれの思い(ミッション)で活動しているのだそうだ。
村上さんたちが立ち上げた「Code for Adachi」のミッションは、「ITを活かし、地元足立を暮らしやすく楽しくすること」。
15年ほど前まで都心に住んでいた村上さんは、子どもの誕生を機に日比谷線沿線で住むところを探していた。「千住に越したのですが、最初は“足立区”ってドキドキしました(笑)。でも、住んでみると噂に聞くようなことはなくて、交通の便もいいし便利ですね。特に千住は盛り上がりがあって、何かやろうという機運が起きやすいし、人との距離が近い。住みやすいですよ。」
PTA活動にも積極的に関わっている村上さん。「子どもたちがITのスキルを身につければ、足立区が抱える学力や貧困・格差といった課題も解決できるのではないか」。そんな思いから、仲間たちと区の施設でプログラミング教室を開催したり、時にはイベントや地域のまつりなどに出向き、子どもたちにプログラミング体験の機会を提供している。
「足立区ホームページの『足立区出前&テイクアウトのお店』の一覧表を見たとき、住所からではなく家の近くにある店がすぐに見つけられると便利だと思った」と言う村上さんは、PDFでアップされていた店舗一覧を、得意のIT技術を駆使して分解。全店舗の情報をネットの地図上に描き入れ、近所の店が一目でわかる便利マップを提供した。
「データがオープンデータ(再利用可能なデータ・形式)で公開されていれば、15分程度で完了する作業でしたが、今回の情報はPDF形式で公開されていたので、作業に2~3時間かかりました。マップを周知する場もあまりなかったですが、1万件以上もの閲覧数があったのでそれなりに役に立ったのかな」と村上さん。様々な課題はあるが、オープンデータを有効に活用することで、区民生活がより豊かに便利になるという事例を作っていきたいと今後の意気込みを語ってくれた。
↑画像は飲食店マップ
取材した9月上旬、「マップ以降は活動できていない、そろそろ自分を再起動したい」と語っていた村上さんらCode for Adachiの現在は…。
11月に青井兵和通り商店街のイベント「街はまるごとアート&エンターテインメント」でプログラミング体験ブースを出展するなど、子どもたちにプログラミングをより身近なものに感じてもらうべく活動を再開。
区民、企業、行政…それぞれが得意な分野を持ち寄り、力を合わせてさらにいいまちを創る、それが足立の「協創」。ITのチカラで協創するCode for Adachi。今後の活躍が楽しみだ。
◇Code for Adachi代表の村上さんがJ:COMチャンネル(11ch)に出演します◇
足立区を愛し、足立区で活躍する素敵な足立人をゲストに迎え話を聞くトーク番組「足立人図鑑」に登場!
放送日:1月21日(木曜日)から31日(日曜日)
放送時間などはこちらから↓
https://jinzukan.myjcom.jp/adachi/
DATA:Code for Adachi
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