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公開日:2019年9月11日 更新日:2026年4月7日
■足立区登録有形文化財(歴史資料)〈昭和57年12月10日登録〉
■千住中居町公園(千住中居町24-7) 【地図】(外部サイトへリンク))
■公開(見学の際は、マナーを必ず守ってください)

大正記念道碑は、大正新道敷設を記念して当時の地域の有志が大正5年(1916)に建立したもので、高さが2.5m程もある大きく立派な石碑です。もともとは、千住宮元町29に所在していましたが、平成26年(2014)4月に千住の鴎外碑保存会が公益信託あだちまちづくりトラストの「まちづくりトラスト」助成を受けて、大正新道に面する千住中居町公園に移設整備しました。
大正新道は、荒川放水路の完成で不用となった西掃部堀を埋めて造成し、大正5年11月に完成した道で、千住大川町の氷川神社前から南へまっすぐに伸び、桜土手に至る延長1052mに及びます。
碑文は、千住に住んだことのある文豪森鴎外に依頼したもので(森鴎外と千住)、およそ400字の見事な漢文です。
碑文の最後に「千住は父がかつて住んだところでなじみがあり、辞退するわけにもいかず、いわれを書いて与えた」(口語訳)とあるように、千住と森家の関係を示す内容も書かれています。鴎外は、大学卒業後、父静男が千住に開業した橘井堂(きっせいどう)医院で医師として医業に携わっていました(注)。足立区と文豪森鴎外には、深いつながりがあったのです。
(注)橘井堂跡地(千住一丁目30-7付近)には記念碑が立っています。

※「鷗外」の「鷗」の字は、正確には「區」偏と「鳥」旁です。人名漢字表(法務省)への指定とインターネットの文字表示環境整備で、広く使われるようになりましたが、ここでは閲覧の便宜性のため「鴎」の字を用いています。
※文化財名称も正確には「區」偏と「鳥」旁の字を用いています。
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