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公開日:2025年2月21日 更新日:2025年2月21日

中野其豊「十二カ月農耕図屏風」(なかのきほう「じゅうにかげつのうこうずびょうぶ」)六曲一隻

■足立区登録有形文化財(絵画)〈令和6年3月21日登録〉
郷土博物館(大谷田5-20-1)・TEL03-3620-9393

■通常は公開していません

屏風 

中野其豊(1830から没年不詳)は、千住一丁目に暮らし、江戸琳派の鈴木其一の門人としてここを拠点に活躍した人物です。
各扇に一図ずつを張り付けた六曲一隻の押絵貼屏風で、一図につき二ヶ月ずつを上下に繋げて描いており、全体として農村における稲作の月次生活を描いています。
第一扇は「正月の羽根突き」(一月)、「白梅と凧揚げ」(二月)、二扇目は「馬での田起こし」(三月)、「田の代搔き」(四月)、三扇目は「田植え」(五月)、「田の草取り」(六月)、四扇目は「水車での水の汲み上げ」(七月)、「野菜の収穫」(八月)、五扇目は「稲刈り」(九月)、「刈田の中の真鶴」(十月)、末尾の六扇目は「籾摺り」(十一月)、「収穫米の蔵納め」(十二月)が描かれています。

 

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