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公開日:2025年2月21日 更新日:2025年2月21日
■足立区登録有形民俗文化財〈令和6年3月21日登録〉
■郷土博物館(大谷田5-20-1)・TEL03-3620-9393
■通常は公開していません
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火鉢と落とし炉 | 「火鉢由来記」(落とし炉の裏) |
千住橋戸町の鳶職だった山田家に伝来した火鉢です。丸太材を利用して製作され、丸太をくりぬき銅製の落し炉が入っています。
落とし炉の裏に、明治24年6月に二代目山田慶次郎が刻んだ「火鉢由来記」が残されています。内容は、千住大橋の架橋や掛替に関するもので、掛替の際の作事奉行だった宮内正平が山田家に休泊した際に報酬として橋杭を下賜し、その橋杭を用いて火鉢が製作されたというものです。
明治中期を生きた千住の人々の千住大橋に対する歴史意識を知ることができる重要な文化財です。
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